一般社団法人 日本ドローン防犯防災支援ネットワーク

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【注意喚起】ゲリラ雷雨や急な天候変化に備えましょう

現在、日本各地で梅雨入りが進んでおりますが、ここ数日は晴れ間も多く「梅雨が明けたのでは?」と錯覚するような空模様が続いています。 しかし、この時期は油断が禁物です。 気温の上昇と湿度の増加により大気の状態が非常に不安定となり、ゲリラ雷雨や急な雷被害が発生しやすい状況となっています。
昨年(2024年)には全国で約7万9千回ものゲリラ雷雨が発生し、各地で道路冠水や落雷被害が確認されています。 私たちが連携する地域の有識者の皆さまや自治体関係者からも、すでに今年の異常な暑さと不安定な気象への警戒が寄せられています。

◆ 最近の被害例
・道路冠水による交通の寸断
・鉄道やバスの運休、遅延
・落雷による家庭用電気機器・通信設備の損傷
・短時間豪雨による屋外での転倒事故、けが
・雹(ひょう)被害による住宅・車両の損壊

◆ 特に注意が必要な時期と行動
・梅雨明け前後(7月中旬~8月)はゲリラ雷雨のリスクが急上昇
・晴れていても午後〜夕方に天候が急変しやすい
・高温多湿な日は雷雲が急発達することも多いため、こまめな天気チェックが重要
また、連日の猛暑による熱中症リスクも併せて高まっております。 雷雨対策とともにご自身やご家族の体調管理にも十分ご注意ください。

◆ 日頃からできる備え
・外出時は折りたたみ傘、レインウェアを常備
・防災アプリや気象情報サイトで最新の気象情報をこまめに確認
・雷が近づいた際は電子機器の電源オフ、コンセント抜きなどの落雷対策
・冠水しやすい地域、道路の確認とルート選択
・ご家族・ご近隣の方々と、緊急時の連絡方法や避難行動を事前に確認しておきましょう

◆ 当法人としての取り組み
日本ドローン防犯防災支援ネットワークでは地域防災の一助となるべく、以下の様な活動を進めております。
・各地の被害発生時におけるドローンによる被災状況の空撮調査
・行政、自治体との連携による罹災証明用資料の撮影支援
・被災現場における情報共有・状況把握への協力
・平時からの情報発信と注意喚起活動

異常気象が常態化しつつある昨今「例年通り」という意識は通用しない状況にあります。 急な天候変化やゲリラ雷雨は、誰もが被害に遭う可能性がある災害です。 地域の皆さまと共に事前の備えと日頃の注意意識を高め、安全な地域づくりに取り組んで参りましょう。