一般社団法人 日本ドローン防犯防災支援ネットワーク

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【黄砂と花粉が迫る春の空】今こそ備えと意識を

4月13日(日)西日本から東日本にかけて広がる雨、その後には大陸からの黄砂が九州・関西・関東と東へ進み、明日14日(月)には関東一帯でも黄砂の影響が予想されております。 しかもこの時期はヒノキ花粉もピークを迎えており「黄砂+花粉」のダブルパンチに警戒が必要です。
この様な環境は体調不良や生活上のトラブルを引き起こすだけでなく、災害支援や緊急時の移動にも支障をきたす可能性があり、見過ごせないリスクとなります。 特に視界不良や呼吸器への影響は、災害現場での対応に直結する重要な要素です。

「社団として注目する“日常の気象リスク”」
一般社団法人日本ドローン防犯防災支援ネットワークでは、災害支援・予防啓発・技術活用を柱に活動を行っております。
今回の様な「季節の気象リスク」も実は私たちの活動領域に深く関わっております。
・花粉や黄砂による住民の体調悪化は、避難や応急対応の妨げとなります。
・黄砂で汚れた車両やドローン機体は誤作動や視界不良を招き、支援活動に影響を及ぼす恐れがあります。
・大気が不安定な日は突風や雷のリスクが増し、野外活動や移動の安全性にも配慮が必要です。

「今日からできる、日常対策のすすめ」
私たちは以下の様なちょっとした対策も呼びかけております。
・帰宅時には、玄関の外で衣服や髪に付着した花粉や黄砂をしっかり払いましょう。
・室内換気は窓を10センチ程度に留め、レースカーテンで空気の通り道を和らげるのが効果的です。
・洗濯物や布団は室内干しを。 空気清浄機の併用で快適性が上がります。
・黄砂が付着した車両は、高圧洗浄機や柔らかいスポンジを使って丁寧に洗車を行ってください。

「災害に備える社会の一員として」
私たちは「医療機関との連携」や防災・防犯に関する小規模な啓発活動も展開予定です。 その中で「花粉や黄砂とどう向き合うか」もテーマの一つとして扱って参る所存です。

春の空は、気まぐれなだけでなく時に脅威にもなります。 見えないリスクを“日常”のうちに見つめ、静かに備える。 それもまた私たち民間防災組織の使命のひとつであり、今後とも皆さまと共に、地域の安全と命を守る歩みを続けて参ります。